こんにちわ、「ゲコ丸」と申します。
今回お話していきたい内容は次のとおりです。
トレカの歴史
- その①:トレカとは
- その②:トレカの始まり
- その③:今後のトレカは
上記内容に関して順番にお話をしていきたいと思います。
・トレカが好きな方
・トレカの歴史に興味がある方
・トレカ投資に興味がある方
トレカとは
今回は少し毛色が違うお話になります。
皆さん、トレカという物は知っているでしょうか?
トレカ、
正式名「トレーディングカード」という物なのですが、
今や、ネットやyoutubeでもトレーディングカードの存在は広く浸透しており、中でも「ポケモンカード」は高額取引でネット通販やカードショップでも販売されています。
トレーディングカードの名前の通り、絵柄や効果の違うカードを「コレクション」や「トレード」することを想定して作られ、販売・配布され観賞用として使用される事や2名以上の人数で対戦を楽しむ要素を含んだものになります。
今でこそコレクション要素のイメージが強いですが、もともとはどちらかと言うと友達同士で対戦をして遊ぶというスタンスが主流で子供のおもちゃとして1990年代後半には一大ブームを起こしました。
僕も当時子供のころはトレーディングカードゲームにハマっており、小学生の頃には「遊戯王カード」「デュエルマスターズカード」などが大人気商品として子供の間で広まっていました。
当時は誰しもがカード自体があくまで「おもちゃ」としての認識だったため、親に「こんなものにお金を使って!」と怒られていた家庭もあったんじゃないでしょうか?
トレーディングカードゲームはその特性上、カードを買い集める必要があり、上を目指すとなるとキリがないので、親の世代の皆様はあまり当時からいいイメージが無かったのかもしれません。
しかし、今そんな当時のカードがいわゆるコレクター商品として流通しており、高いものだと1枚数百万~数千万するようなカードまで存在しています。
「トレカ投資」という言葉も生まれるほどカードに対する認識が変化してきました。
もしかしたら、家の押入を探してみると当時のカードが残っていて高く売れるかもしれませんね。
トレカの始まり
そんなTCG(トレーディングカードゲーム)ですが、そもそもその始まりはいつからだったのでしょうか?
それこそ本当に最古の始まりをたどれば、古くインドで使われていた「タロット占い」が起源と言われています。
また、12世紀以前の中国にもトランプの一種のゲームがあったなどたどっていけば様々な情報が存在しています。
では、今の形である「トレーディングカードゲーム」という形式が生まれたのはいつごろになるのでしょうか?
それは1993年にアメリカの「Wizards Of The Coast社」という会社によって作られた「Magic The Gathering」と言われています。
アメリカの数学者リチャード・ガーフィールドは1991年に会社の設立者でもあるピーター・アドキソンという男性と出会うことでTCG開発のきっかけが生まれたとされています。
新しいボードゲームを開発する中でピーターは「イベントなどの場で最低限の道具で手軽にプレイできるゲームが作りたい」とリチャードに話しました。
そこでリチャードはペンシルバニア大学の大学院に戻り寮生と共に開発に着手。
そうして出来上がったカードを「Alpha」と愛称をつけ、120枚のカードを2人で分け合い半分ずつのカードで対戦するという形式でテストプレイを行いました。
「毎日飽きるまでやる」という期限を設けてテストプレイを行っていたそうですが、ある時には夜の10時から始め、気づけば日が昇るまで続けていたという逸話もあるほどです。
こうして何度もテストプレイを繰り返して最終的に出来上がったデザインのカードを「オリジンズ」というゲームフェア会場に持ち込みデモを行い、8月にはGen Con(ジェンコン)と呼ばれる北米最大の卓上ゲームコンベンションで製品版「Limited Edition Alpha」を販売。
当初は6カ月で売り切る予定だった100万枚は驚異的なスピードで売り切れ、わずか6週間で完売となりました。
その後、1993年10月には追加でアルファに入っていなかった7種類のカードを入れ再度印刷を行い限定版第2弾として「Limited Edition Beta」を販売しました。
こちらの売上も好調なため「これは売れる!」と確信をもったウィザーズは1993年11月に非限定の意味をもつ「Unlimited Edition」を限定解除版として販売しました。
その後リチャードは学問の道を抜け、1994年に正式にウィザーズ・オブ・ザ・コーストの正社員ゲームデザイナーとして入社しました。
マジックザギャザリングはその後も長い歴史の中で様々なカードを販売し、2022年の現在30周年の長い歴史を持つ大きな会社となったのです。
そしてマジックザギャザリングの展開の歴史の中でその後も様々なトレーディングカードゲームが販売されていきました。
分野にいた人が様々な人との出会いの中で
今でも続く長い歴史の始まりを作ったのは
本当にすごい事ですよね♪
今後のトレカは
歴史をたどればいくらでもデータや出来事の情報は探ることはできますが、今後の未来の事は誰にもわかりません。
今や多様性の時代とも言われ、
「個性」が重要という風土になってきています。
それ故に、何かを作ったり開発してもすぐに別の新しい何かが生まれ、長い歴史を生むことが出来る何かを生み出すのが大変な時代になってきています。
トレカ投資というものが今認められてきているのも、そんな多様性の時代にあるからかもしれません。
長い歴史を生んできたトレカのように、次の時代でも愛されるような何かがこの時代に生まれてほしいなとも思います。
今やトレカは子供だけでなく親世代も子供と一緒に楽しんでいたり、当時遊んでいた今の大人が集まって楽しんでいたりと幅広い世代に愛されています。
しかし、販売されたばかりのカードが数万円するなど、子供には少し敷居が高くなってきているような気もします。
過度な値段の高騰はいずれは新規の顧客を望めなくなってしまう恐れもあるので少し心配ではあります。
これからも長く愛されるカードゲームを是非とも今のプレイヤーの方々が築いてもらえればなと思います。
今日はここまでに致します♪
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