資格の難易度、資格の種類

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こんにちわ、「ゲコ丸」と申します。
今回お話していきたい内容は次のとおりです。

資格の難易度、資格の種類

  • その①:そもそも資格とは
  • その②:資格の種類
  • その③:資格の利点

上記内容に関して順番にお話をしていきたいと思います。

この記事はこんな方におススメ
・就職や転職などで武器として獲得したい方
・趣味を極めるために資格をとってみようと思っている方

そもそも資格とは

まず皆様は「資格」がどのような定義なのかはご存じでしょうか?

資格と言ってもその言葉の意味は様々で、
例えば”ある職業を従事するに当たって必要な公的な要件”、
あるいは”個人の能力が一定に達した際に公的に認める要件
というように自身の能力を公に正式に認めてもらい、その内容によっては一部特別・特殊な職業に属することを認められるものとなります。

資格には講義を受ける事で自動的に取得できる物や、試験である一定水準の点数を取らなくては取得できない物、中には試験だけではなく試験を受けるまでに数年間専門の学業を学ばなくてはいけない物まで各種様々な要件があります。

一般的に所有する資格でポピュラーなものは、「自動車免許資格」「英語検定資格」など社会人に上がるまでに学生で取得できるようなものがあげられます。

自動車免許資格で例えるとわかりやすく、免許資格を所有していない方は当然公道での車の運転は出来ません。

一般的に世間で知られているようなものや、企業独自の資格などその内容も様々ですが一般的に言われている資格の分類としては大きく分けて3種類と言われています。

まずはその分類に関してご説明します。

資格の種類

先程、資格は3種類の区分に分かれていると言いましたが、正確には法令上の明確な定義は存在しません。

そのため、この記事では資格種類を説明するうえで区分していることをご理解いただきたいと思います。

本記事の内容はそれぞれの資格をわかりやすく説明しているものであり、より詳しい内容を確認したい場合は別サイトにてご確認いただければと思います。

資格の種類

資格には「国家資格」「公的資格」「民間資格」という3種類あります。

皆さんの中にも「詳しいところまでは知らないが、国家資格はなんとなく聞いたことがある」という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

一般的には国家資格が難しい資格であるという認識を持っていると思いますが、それ以上の情報となるとそれぞれの特性に関して調べない限りあまり馴染みのない言葉なのかもしれません。

では、実際に具体的なそれぞれの特徴を確認していきましょう。

国家資格

国家資格は文部科学省のホームページにて以下のように定義されています。

国家資格とは一般に、国の法律に基づいて各種分野における個人の能力、知識が判定され特定の職業に従事すると証明されるもの

上記でも挙げていた能力の証明とともに特定の業務に携わる為に必要なものと記載されていますが、さらにそこから法律で設けられている規制の種類により次のようにわけられます。

● 業務独占資格
● 名称独占資格
● 設置義務資格

業務独占資格
有資格者以外が携わることを禁じられている業務を独占的に行うことができる資格

例)医師・看護師・薬剤師・弁護士・公認会計士 など

名称独占資格

有資格者以外はその名称を用いて業務を行うことが認められていない資格

例)保育士・社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士 など

設置義務資格

特定の事業を行う際に法律で設置が義務づけられている資格

例)衛生管理者、放射線取扱主任者 など

国家資格は一概にすべてが難しい資格であるという決まりはありませんが、いずれも国の法律によって定められた物であって、国公認の資格であるという認識で問題はありません。

就職活動にも大きく影響する事もあり、特に名誉独占資格である医療関係の資格はその専門性や責任性から取得にも多大な時間と労力を要する必要があります。

公的資格
国家資格と民間資格の中間に位置付けられる資格で、民間団体や公益法人が実施し文部科学省や経済産業省などの官庁や大臣が認定する資格

実はこの公的資格は2005年に廃止されており、当時公的資格と言われていた「英語検定」や「漢字検定」「販売士」などの資格はいずれも民間資格として現在は扱われています。

以前は公的資格と民間資格って違う扱いだったのに統合したってことは基準もあんまり違いが無かったって事?
中間の資格から下の資格と統合されたって聞くとイメージダウンのような印象を受けるんだけど

そもそも公的資格の根拠は上記にもありますが、民間団体や公益法人が実施し文部科学省や経済産業省など国の機関である省庁の後援をもらって検定試験を実施しているという事です。

そのため一般的なイメージの民間資格と比べ、「しっかりした後援」「なんかとても凄そう…」というようなイメージはあると思います。

実際に例を挙げるとすれば、現在は民間資格である日商簿記1級を取得すると国家資格である「税理士試験」の受講が可能となります。

一方で、「知識を身に付けるだけ」に特化した物もあり、ピンからキリと言えます。

よって「公的資格だから」といって凄い資格だったかと言われれば、「そうです」とは言い切れないのです。

あくまで国の機関からの後援をもらっていて、一定の能力を有している事を証明する資格であるというもの。

繰り返しになりますが、公的資格は現在は存在しません。

「公的資格とは?」と聞かれた場合の正しい答えとしては「かつて存在した資格」が適切でしょう。

民間資格
国家資格ではない資格のこと。民間資格は国の法律等に基づくものではなく、財団法人や社団法人など民間団体がそれぞれ独自に定めた基準に基づいて能力や知識を判定し、一定の能力や知識を有することを証明するもの

先程の公的資格も統合されているため内容は被ってきますが、つまりは法人・民間団体によって認められることで得られる資格の事をいいます。

国家資格との違いは単純に「国に認められているか」であるためどちらが優れているかという比較にはなりません。

そのため「民間資格を取っても意味が無い」と考えるのは早計で、実際には先程挙げたような簿記の資格を始めとした専門的な資格が多く存在しており自身のキャリアアップや就職活動にも影響を与えることもあります。

国家資格も民間資格も自身が勉強し誰かに正式に認められること。そこに大小はありません。大事なのは誰かに認めてもらえるという事

資格の利点

資格には様々な物がありますが、いずれも共通することは資格を所有するには差はあれど合格の水準に至るまでの勉強が必要になることです。

資格自体に価値を求めるのは分かりますが、資格を所有してもそれを実際に活かせなければただ資格を持っている自慢をすることだけになってしまいます。

勿論そのような理由で資格をとるのも大事ですが、本当に重要なのは資格を取るまでのプロセスであり、資格はその結果を示すものです。

ですので、「何か資格を取りたい」と思うのであれば、まずは「何をしたいか」を考える事が大事であると考えます。

資格を所有することで今までできなかったことに挑戦出来たり、前向きな思考や、挑戦する楽しみを得ることが出来、生活に張りが生まれます。

是非、人生のカンフル剤として何か挑戦してみて下さい。

今日はここまでに致します♪

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